監修医:日本赤十字社広島赤十字・原爆病院
輸血部副部長・血液内科 黒田 芳明 先生

治療中に注意
することは?

体調の管理に治療日誌を活用しましょう

副作用の症状や症状がみられる時期には個人差があります。そのため日々の体調の変化を記録していくことで、副作用の早期発見につながる可能性があります。
また、受診時に治療日誌を持参することで、最近気になっていた症状を主治医、看護師、薬剤師に相談するきっかけになる場合があります。
タービー®による治療を始める患者さんに日々の体調、気になる症状などを記入していただくための治療日誌をご活用ください。

感染症に注意しましょう 感染症に注意しましょう

タービー®での治療中は患者カードを携帯してください

患者カードには、患者さん自身が多発性骨髄腫で治療中であることや、かかりつけの医療機関、主治医の連絡先が記載できるようになっています。
本カードは、緊急時などでも適切な処置を受けられるように、医療関係者に提⽰していただくためのカードです。タービー®による治療中は、いつも持ち歩くようにしてください。
また、ほかの医療機関を受診するときも、本カードを医療スタッフに提示してください。
本カードには、特に注意が必要な副作用の症状が記載されていますので、気になる症状がみられた場合には、かかりつけの医療機関に連絡してください。

タービー®での治療中は患者カードを携帯してください タービー®での治療中は患者カードを携帯してください
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