監修医:日本赤十字社広島赤十字・原爆病院
輸血部副部長・血液内科 黒田 芳明 先生

治療中に注意
することは?

感染症に注意しましょう

家に帰ったら、必ずうがい・手洗いをしましょう。
外出の際は人込みを避け、マスクを着用しましょう。

感染症に注意しましょう 感染症に注意しましょう

毎日、体温と体重を測りましょう

体温や体重の測定は、副作用の早期発見につながります。
毎日、なるべく同じ時間に測るようにしましょう。

毎日、体温と体重を測りましょう 毎日、体温と体重を測りましょう

他の薬を服用するときは主治医に相談を

タービー®治療中に、他の薬を服用するときは、服用前に必ず主治医に確認してください。

自動車の運転や危険を伴う機械の操作は行わないでください

タービー®による治療中に、意識レベルの低下があらわれることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には注意する必要があります。
また、治療中の一定期間は運転や機械の操作を避ける必要がありますので、治療中に運転や機械の操作を行う必要がある場合は、事前に主治医に相談し、その指示に従ってください。

自動車の運転や危険を伴う機械の操作は行わないでください 自動車の運転や危険を伴う機械の操作は行わないでください

妊娠する可能性のある女性について

タービー®投与中及び最終投与後3ヵ月間は、適切な避妊を行うようにしてください。

ワクチンの接種について

タービー®による治療中はワクチン接種に注意しましょう。
特に生ワクチンは免疫力が低下している時に接種をすると感染症を引き起こす可能性があります。
タービー®の投与前・投与中・投与終了後に接種を希望する場合は、必ず事前に主治医にご相談ください。また、そのほかのワクチン(新型コロナウイルス感染症ワクチンなど)についても接種前に主治医にご相談ください。

ワクチンの接種について ワクチンの接種について

生ワクチンとは

病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めてつくられたワクチンです。
BCG、麻しん(はしか)、風しん、麻しん・風しん混合(MR)、水痘(みずぼうそう)/ 帯状疱疹、ロタウイルス、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) など。

多発性骨髄腫のメカニズムや治療をもっと詳しく