発見されるきっかけと主な症状
多発性骨髄腫は、定期検診や自覚症状があって受診した際に発見されます。骨の中で「骨髄腫細胞」と呼ばれるがん細胞が増えることで様々な症状があらわれます。
発見されるきっかけ1)
どんな症状があらわれる?
多発性骨髄腫の症状のあらわれ方は多彩で、自覚症状のない患者さんもいますが、初診時には骨痛など骨に関連するものが一番多くみられます。治療が必要かどうかの判断で重要となる4つ症状は、英語表記1字をとってCRAB症状といいます1)。
次のような症状に気づいたら、早めに医師に相談しましょう。
日本臨床内科医会 学術部(編):わかりやすい病気のはなしシリーズ51 多発性骨髄腫 第4版.
一般社団法人 日本臨床内科医会, 2019.より作成
- 1)日本骨髄腫学会(編):多発性骨髄腫の診療指針 第6版. 株式会社文光堂, 2024
